須﨑愛知県議会議長と、昨年度議長の坂田議員そして私と3名で、11月6日に日本を出発し、フランスへ海外視察に出かけてまいりました。コロナ禍で、坂田議員と私の議長の年に海外へ行けなかったため、今年度の須﨑議長よりお声をかけていただき、海外渡航が叶いました。4年ぶりの海外で、何を準備していいのかわからず、直前まで仕事を片付けながらの不安のスタートでした。
11月7日、自治体国際化協会パリ事務所を訪問しました。ここでは以前県庁にお勤めの方が所長をされており、パリの現在の状況について伺いました。その後、在フランス日本国大使館、JETROパリ事務所を訪問し、スタートアップ企業の支援状況、欧州のエネルギー事情、日本企業の進出等の意見交換をしました。最後に欧州三井物産株式会社パリ支店を訪問いたしました。
11月8日はSTATION F及びFrench Tech Centralを視察しました。スタートアップ支援施設及びフランス政府による支援窓口の支援について伺いました。STATION Fの施設では駅を利用しており、その大きさと若い人材があふれている現状に驚きでした。午後はパリ市立保育学校(ペルシャン幼稚園)をお邪魔し、出生率が復活している現状を調査してきました。子どもたちもとてもかわいかったです。
11月9日には、在ストラスブール日本国総領事館を訪問しました。このストラスブールの町並みはジブリ作品で登場するという、日本の「マンガ」に対して、とても関心が高いと伺いました。その後、医療・健康分野のスタートアップ支援施設のNextmed Campusを視察しました。その広さに驚くばかりでした。最後に日本から進出したスタートアップ企業のCyfuse Biomedical社に伺いました。
11月10日にストラスブール中央駅より、高速鉄道TGVに乗ってパリ東駅まで戻り、そこからパリ シャルル ドゴール国際空港へ。それまで順調だった日程が、最後に地下鉄のストライキと重なり、その影響でパリの街の中が大渋滞。羽田空港行きの飛行機にぎりぎり間に合うか、と冷や汗をかきながら空港内を走り、なんとか搭乗手続きを終え、羽田から中部国際空港へと帰ってまいりました。